寝起きに痛い腰痛の予防と治し方

朝、目が覚めて起きようと体をねじった時や起き上がる時に腰がイタタとなる事がありますよね。もしくは朝着替えや顔や歯を洗う時にイタタとギックリ腰になる事も・・・。

 

 特にガバっと起き上がるのは体には非常に悪い事なんですよ。

昨日までの腰まわりに歪みや寝ている間の状態などで体のバランスが崩れたまま、動きの悪い

朝に急な動きをすると痛めてしまいます。

 

今日は目が覚めてふとんの中で腰の歪みを整えて腰痛の予防につながる体操をお伝えします。

朝は皆様忙しいと思いますが、3~5分あれば大丈夫です。

 

今回は操体法の中でも最も基本的で大変効果的な操法を2つお伝えします。

その前に操体法って聞いた事ある方もおられると思いますが、全体に共通するコツを覚えて

いただくとより良い結果が出ると思います。

 

例えば机に向かって何か作業していて、作業がようやく終了した時に皆さんどうされますか?

ふわ~・・あああ・・ふう~と腕を上にあげて伸びをしませんか?

その伸びをイメージしていただくと分かりやすいと思います。

すう~と腕を上にあげて、挙げきった所で少しタメをつくって、それからふう~と脱力します

よね。腕を下すときはゆっくりしないでしょ?パサッと落ちてくる感じですよね。

 

この伸ばしてからの「タメ」と瞬間的な「脱力」

 

この2点を覚えてもらうともう大丈夫です!

 

 

①踵伸ばし

足の踵からす~と足を左右交互に伸ばして

もらって、やりやすい&やりにくいを感じて

いただきます。

 

左右差を感じていただいたら、さきほど

やりやすい又は気持ちいい方の足をさきほど

と同じように踵から伸ばしていきます。

 

伸びきって気持ちよさを味わいながら

「タメ」を3秒くらいつくってから「脱力」

してください。これを3回ほど繰り返します。

腰の歪みがだんだんと取れてきます。

②膝倒し

膝を立てて左右に倒します。さきほどと同じ

様に左右差を感じてください。

両方の膝はくっつけておいて下さい。

じわっと倒すよりパサッと倒す方が感じやすいです。バッと勢いで倒すと左右差が分かりにくいだけでなく、痛める可能性もありますので、自然に行ってください。

 

さきほどと同じように左右で倒しやすい方を

倒していきます。

 

倒れてからまだ倒す方に「タメ」を3秒くらいつくってから「脱力」します。そして一度真ん中のポジションに戻ってから再度繰り返して

ください。3回ほど。

 

両方とも目安で3回とお伝えしましたが、まだ体がやりたいと感じたらもう1度やってみても

OKです。

 

これだけで目が覚めた時より随分腰のバランスは整っていますよ。

肩こりにも良い影響があるでしょう。

もちろん寝る前にやっていただくのも良いですよ。

 

ぜひ皆様試してみてください。