キネシオテープの効果と貼り方

当院でもキネシオテープはギックリ腰や寝違えなどの急性の症状をはじめ耳鳴りや膝痛など様々な症状で効果を発揮してくれますが、意外とキネシオテープの効果って知られていないんだなと実感します。ケガした所の「固定」のイメージが強いですね。

キネシオテープは伸縮性があります。この伸縮性は人の皮膚・筋肉の伸縮率と同程度に

設定されていて、貼る事で人間本来の自然治癒力を促して症状を軽減・改善させてくれる

とっても頼りになるテープなんです。

 

・キネシオテープの効果

①血液・リンパ液の循環を良くする

 キネシオテープが皮膚を持ち上げ血液やリンパの循環を促すスペースを作ってくれる 事で痛んだ組織や内出血なども早く改善してくれます。

②筋肉の機能を正常化

 オーバーユースした特定の筋肉を元の状態に戻し、弱った筋肉をサポートする効果が あります。施術の矯正で骨格のバランスを良くなっても筋肉のバランスが悪く非常に 弱化している部分に貼ると安定しやすいですね。

③痛みの緩和

 痛みのある部位に貼る事で筋肉・筋膜の働きを正常化し、循環が良くなる事で痛みの

 軽減を期待できる。

症状別に貼り方はまた今後随時ご紹介していきますが、今日はまず基本の貼り方をお伝えします。

キネシオテープは基本的に引っ張らないで貼る。筋肉を伸ばしてテープは伸ばさないで貼る事が大事です。貼った後テープにしわが出来る状態がOKです。

 

貼る時は画像の様に角を少し丸く切ってあげるとはがれにくくなります。

テープを貼ったままお風呂も大丈夫ですが、後でタオルでポンポンと叩いて水気をとって

あげてください。

 

是非皆様が自宅でご自身でもテーピング出来るようにご案内していきたいと思います。